読んだ本『消失の惑星』

惑星と書いてほしと読むのか……それでいいのか?でも読みやすく面白かったです!

訳文のおかげなのかめちゃ読みやすくてスルスル読めました。
そしてちょうどよくほんのりどんよりする、我々はどこに行くこともなにをすることもできないよね、いまあるものを受け入れることか諦めることしかしかできないよね、どこに行ったとしてもなにをしたとしてもずっとこれは続くし失ったものは決して戻らない、幸せは一時の幻想に過ぎない、望むものが望むだけ得られることなど過去にも未来にもない、いま愛しているものは必ず未来で失うことになる、という気持ちになれます。
でも別にそれは辛いとか悲しいとかとは関係ない(各個人にとってはそういうことかもだけど)。
そうかな???
消失、喪失、遺失、もともと持っていないこと、全員がそう。
印象的な場面とかいろんなことあったけど、全員がそう。
1ヶ月ごとに1章読んでもいいのかもしれない。